先日の記事「ついに発見!アルメニアにはないアルメニアのパン「タヒノブ・ハツ」」を書いていたら、このタヒーナブレッドを食べたくなったので、久しぶりに作ってみました。取り急ぎ紹介します!
材料 4枚分
強力粉…100g
ぬるま湯…50g
オリーブオイル…大さじ0.5
ドライイースト…2g
砂糖…大さじ0.5
塩…少々
タヒーナ(白ごまペースト)…65g
グラニュー糖…50g
作り方
①パン生地を作る。ボールに強力粉を入れ、中心を少しくぼませドライイーストと砂糖を入れる。塩は端の方に入れる。中心部分にぬるま湯とオリーブオイルを入れ、砂糖とドライイーストを溶かすように混ぜ合わせる。全体をよくこね、生地が滑らかになったら、ふたをして2時間以上休ませる。
②生地を台に取り出し、打ち粉(分量外)をまぶす。直径30センチから35センチになるまで麺棒でのばす。
③表面にタヒーナをまんべんなく塗る。更にグラニュー糖を振りかける。
④中心に穴を開け、外側に向かって巻いていく。
⑤完全に巻き終わったら、4等分に切る。
⑥生地をカタツムリのように巻く。麺棒で直径10センチから13センチほどにのばす。
⑦オーブントレイに並べ、180度に予熱したオーブンで15分ほど、きつね色になるまで焼く。
肝心の手順④の写真は撮り忘れてしまいました…。次回作ったときに載せます。
この「中心からクルクル方」以外にも、端から海苔巻きのように巻く方法もあります。
タヒーナや砂糖が生地の表面から飛び出しても大丈夫。これがこんがり焼けてキャラメル状になり、えも言われぬおいしさになるのです。
中はパイのように層ができています。
タヒーナはネットショップなどで買えるようです。
このアルメニアのタヒーナブレッドはアルメニアにはない、とご紹介しました。
では、どこで食べられるのか。それはレバノンはベイルートのアルメニア人地区です。
レバノンにはもう何度も行っているのですが、一番好きなエリアはベイルート東の「ブルジュ・ハンムード」。アルメニア人地区で、ベイルートの他の地区ではあまり見かけない食べ物も多いのです。
そのブルジュ・ハンムードにある「Ghazar Bakery」は、裏通りにある小さなお店ですが、いつもお客さんが絶えません。かなりの有名店です。
そこのラフマジュンがもう、絶品で!どこで食べてもおいしいレバノンですが、レバノン一、いや、世界一おいしいと思っています。
生地が極薄、挽肉はジューシーであっという間に食べてしまう。
このお店にタヒーナブレッドもあります。
ショーケースの上から2番目がタヒーナブレッド(のはず)です。
ラフマジュンは常に焼きたてが食べられますよ。
数年前には隣にこぢんまりしたレストランもオープンしたので、こちらでアルメニア料理がいただけますよ。
おいしいお店が並んでいると、お腹がはち切れそうになるので困る~。