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ひ~んやり冷やして食べるオクラの冷製「バーミヤ・ビ・ゼイト」

更新日:2022年3月7日


オクラのひんやりくたくた煮。オリーブオイル多めの料理ですが、冷やして食べると不思議と油っぽさを感じない夏にもオススメの料理です。

アラブ料理には○○ビ・ゼイトと言う料理があります。 ○○は野菜の名前が入り、ゼイトはアラビア語で油という意味。日本語で言うとオイル煮となるのでしょうか。とは言ってもコンフィーのようにオイルのみで煮るというわけではなく、水に多めの油(多くはオリーブオイル)を加えて、冷やしていただくという料理です。 名前から想像するような油っぽさはない、むしろ冷たいさっぱりした野菜料理。 今が旬のオクラ=バーミヤを使ったバーミヤ・ビ・ゼイトは簡単で栄養価も高いので、これからの時期にピッタリです。

オクラをしっかり煮込むので、色は悪くなりますが、トロンとした食感がやみつきになります。使うスパイスはドライコリアンダーシード。ちょっぴり甘く爽やかな香りがとっても合うんです。

材料

オクラ …400g

トマト …200g

玉ねぎ …100g

ニンニク …3 かけ

パクチー …20g

オリーブオイル…大さじ4

ドライコリアンダーシード …小さじ 1

塩 …小さじ 1

水…300cc

作り方

①オクラのガクを剥き、長ければ適当な大きさに切る。

②鍋にオリーブオイルを熱し、玉ねぎのみじん切りをしんなりするまで炒める。

③トマトのみじん切りを加え、鍋底が見えるくらいまで煮詰める。

④オクラ、ドライコリアンダーシード、塩半量を加える。軽く炒めあわせ、水を加える。オクラが柔らかくなるまで煮る。

⑤ニンニクは残りの塩をまぶしてピューレにする。パクチーは刻む。鍋に加え、2 分ほど加熱する。塩味を調整する。

煮汁は冷ますととろみが強くなります。材料が 3 分の 1 程浸かっている状態で残すと最後までしっとり食べられます。

トマトは煮詰めずに、オクラの後に加える方法もあります。こちらはトマトのフレッシュ感が残り、赤色もきれいに残りやすいです。

温かいまま、もしくは常温でもおいしく食べられますが、冷やすとよりおいしい。追加でオリーブオイルをまわしかけたり、ヨーグルトをかけて食べるのもオススメ。

食欲のない日でも食べやすいです。


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