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【リビア料理】ジューシーなひき肉と玉子の料理 リビア人に教わる「キーミヤ」

更新日:2022年3月7日


おいしくて簡単、エジプトとお隣だけど、ちょっと違うリビア料理。

今回ベンガジ出身のリビア人アーミナさんに教えてもらうのは、「キーミヤ」(キーマとも)。

炒めたひき肉に玉子を落とした、誰もが大好きな料理です。

朝食に、メインの付け合わせに、そしてラマダンにはスープとブリーク(パイのような料理)と共に欠かせない料理。

ひき肉部分を作っておけば、食べたい時に玉子を落とすだけ。ジューシーなひき肉とと濃いめのトマトソースがパンに合いますよ。

まずは牛ミンチと玉ねぎのみじん切り、塩こしょう、水少量を鍋でよく混ぜます。

玉ねぎはかなり多めです。

蓋をして火にかけます。時々かき混ぜながら炒めます。

ひき肉の色が変わり、玉ねぎがしんなりしてきたらパプリカまたは唐辛子(シャッタ)を加えます。

トマトペーストを加え、全体を混ぜたら、

水をひたひたに注ぎます。10分ほど煮込んだらベースは完成。

小さめのフライパンなどに移し、パセリとパクチーのみじん切り、スパイスを加えます。塩味も確認しましょう。

玉子を落とし、蓋をして好みの硬さに仕上げます。

パセリのみじん切り、好みでシナモンを少々振ったら完成!

玉子に沿って取り出し、お皿に盛り付けましょう。

レモンを搾ってもおいしいです。

アーミナさん曰く、パセリを入れたキーミヤはベンガジ風なんだとか。

また、彼女は玉ねぎとひき肉を炒め煮のようにしていましたが、玉ねぎを炒めて、ひき肉を炒めて…という作り方も一般的なようです。

玉ねぎの量は、アーミナさんはたっぷり目と言えるかもしれません。

でも、これがジューシーでおもくないキーミヤの秘訣です。

スパイスはショウガやリョウキョウが入ったリビアのスパイス「ハラーラート」を使うので、じんわり辛く体がポカポカしてきます。

日本では手に入づらく、また、ハラーラート自体に厳密な決まりはないので、この辺は好みのスパイスで作ってみましょう。

リビアのミックススパイスについてはこちら


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